ビジョン・ミッションの設定の背景
弊社のビジョンは”家族の健康を支え 笑顔をふやす”です。
実はこのビジョン、2016年に再設定をしたものです。その前は、”最も多くの人の体に関する不安や悩みを解消し、健康で安心な生活を支援するサービス提供企業になります”でした。長い!
変えた理由はいくつかありましたが、誰でも覚えられる長さにしたいと思ったのが一番の理由です。エッセンスのみを抽出したビジョンにしました。
体の悩みや不安を解消したいという想いは創業から変わっていませんが、その想いを実現するハブとして”家族”を重視しています。医療従事者ではないので、健康課題を解決はできないが支えはできる。そして、”健康”を怪我や病気という狭義の定義ではなく、心身ともに健康な状態と定義をすることで、”笑顔をふやす”というゴールを設定しました。
そのエッセンスを集めることで、
”家族の健康を支え笑顔をふやす”
というビジョンが出来上がりました。
ビジョンは企業という組織が目指すべき北極星。一方で、組織としての全ステークホルダーに約束をする存在意義も同時に作ろうということで作ったものが
未来の社会に貢献すると同時に、
全メンバーの金銭的・精神的幸福を追求する
というミッションです。
代表の経営思想として、(上場・未上場問わず)企業は社会公器で、存在意義は”未来の社会に貢献する”ことだと思っています。これは社会に対してのお約束です。
一方事業を共に展開していく仲間に対しての会社としての約束は、”金銭的・精神的幸福を追求する”こと。
この約束を元に、社内の制度やルールを作っています。
ビジョンの実現のために
弊社は13年のあゆみの中で何度も主力事業の見直しをしてきました。そして今期、再度主力事業の見直しをかけています。全てはビジョン実現に向けて成長するためです。
中長期で”家族の健康を支え笑顔をふやす”を実現していくために、以下のような3点を重視しています。
プロダクト面:
日本の家族で弊社プロダクトを知らない家族はいない(一家に1つは接点がある)
マーケティング面:
ライフイベントマーケティングを極める。特に出生タイミングのデータは最重要
ビジネス面:
中長期で家族に価値提供を続けていくためにも、ストック型収益モデルに完全シフトさせる
この3点を達成させていくことで、中長期でビジョン実現に向けて走っていけると考えています。
10年妊娠・育児層向けアプリを提供し、類似アプリも非常に増え、子育て支援アプリ提供環境は大きく良くなってきたと感じます。ただ、”子育てしやすい社会ですか?”と聞くと大体の方はNOと答えます。残念ながらそれではビジョンに近づいているとは言えません。なんとしても”子育てしやすい社会になってきた!”と言ってほしい。そうした考えから、アプリが成長ドライバーになってきた時期があることには間違いないですが、今はアプリに全く拘らない事業展開をしています。
まだまだここからの挑戦も多いですが、未来の社会のためにも、何としても社会に良い影響を出していきたいと思います。