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代表インタビュー(後編)|内山が大事にしている仕事観や組織文化とは

創業ストーリー
- ビジョン・ストーリー
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感謝と自分から与えること

大事にしている価値観はなんでしょうか

「まずは自分から何かを与えていこう」という考えを大事にしています。

これまで生きてきた中で人に感謝することがめちゃくちゃ多かったんです。
当たり前ですが、世の中って自分一人では生きていけないし、いろんな人に助けられて生きていくものじゃないですか。そうなると、今度は自分が他者に対して何かできないか、会社のメンバーに何をしてあげられるかというのをすごく考えています。本当にお金もない、何もないって時がありましたから。その時は何かしてあげたくても何もしてあげられなかったですね。


ツクリンクの文化として大事にしていきたいことはなんでしょうか

自己評価については上述の通りなのですが、他者評価は大きな声に出してどんどん発信していきたいですね。成果を出している人や、工夫してる人、努力している人を周りが評価することは単純にみんなが元気になりますよね。

営業部で例をあげると、成約が決まったときに営業担当者だけじゃなく、案件に関わった他のメンバーも含めてメンションして褒めたりしていますし、成約を決めた本人もちゃんと他メンバーに対してお礼をしてる。自分だけの成果だと奢ることなく、周囲に感謝の気持ちを持って、実際に評価・お礼を伝える。これは本当に素敵な文化だなと感心しました。

一人で成し遂げられないことを成し遂げるために会社もチームもメンバーもいます。他者の良いところを見つける・評価する文化は組織全体が幸せになれると思っています。


自分次第でどうにでもなる環境

採用についての考えを聞かせてください

今後ツクリンクがより建設業へ貢献し、パーパスである「産業構造を変え、豊かな未来をつくる」を達成するためには、一時的でなく、本質的に組織成長していく必要があります。

個人的には素直な人、努力できる人、私より優秀な人(自分の専門領域を持っているという意味で)に入ってきて欲しいと思っています。そういう人たちが昨日の自分に負けないように、周りの人に負けないように日々成長を目指して行動するような強い組織になっていきますし、そういう人が活躍し評価される会社だと思っています。

逆に評価できない人、入ってきて欲しくない人は「嘘をついたり、誤魔化す人」「サボる人」「努力しない人」ですね。そういう人はどうしても信頼できないですし、仕事ではお互いの信頼関係が一番大事だと思っています。

先ほどの「自分から与える」にリンクするんですが、信頼を勝ち取るにはまずは自分から与えることから始まります。それが会社に対してだったり、お客様だったり、社内のメンバーだったりと与える方向はいくつかあると思いますが、与えた結果が自分への評価や報酬、環境などに還元されていくイメージです。

会社に対して期待してもらっていいものはなんでしょうか

正直なところ会社から何か指標として与えられるものはないと考えています。(笑)
ただ、働く目線でツクリンクという組織の特徴的な点をお伝えすると

・打席に立てるチャンスはとても多い
・すごく適正に評価をする

まだまだ足りませんし、もっと成長しなくてはいけませんが、この2点は大きくあるかなと思います。創業して10年。まだ社員数も60人、70人程でこれからどんどん成長や変化が起こるフェーズです。そういう意味では大きな会社組織に比べて色々なチャンスが転がってる会社だと思います。当然どうやってそのチャンスというボールを拾うか、打席に立ったチャンスをどう活かすかは人によるとは思いますが、日々変化やチャンスすらなくて悶々としている人にとってはやりがいだらけな環境です。

給与に関してもしっかり評価して還元します。ただし、「お金だけ」を目的にしてる人はツクリンクでなくても良いのかなとは思います。上を上を目指せばもっと高給な会社組織はあるわけで。お金が第一の人じゃない方がお互いにとって幸せかなと。

給与含めて自分の現状に満足できていない人は、それを変えられるのもまた自分であると、認識すると良いかなと思います。安易に会社や外部要因のせいにするのではなく、自分の行動や結果次第でどうにでもなると捉えた方が前向きに仕事ができますよね。

例えば会社の給与体系に不満な人がいるのだとしたら、その給与レンジに良い意味で見合わない程の圧倒的な成果を上げれば良い。自分が組織の給与を超える、給与以上の働きをすれば、自ずと会社全体の給与レンジは変わるし、制度や環境はついてきます。それぞれが自分の限界を決めずにやっていれば何とでもなります。
ただ、当然、それを実行することが難しい組織が多いことも理解しています。

少なくとも、ツクリンクはまだまだ仕組みや制度が成熟して固まりきっていないからこそ、それができる会社ですしそういう組織だと思っています。これは社員の皆にも伝えたいことだし、これから入ってくれる人にも認識して欲しいことですね。
チャンスや給与、制度は会社や社長が決めるものじゃなくて皆の頑張りや成果で決まっていくものだと。

とはいえ、給与だったり、働き方であったり、オフィスがきれいだとか働く中で幸せを感じる場面は人それぞれなので、会社としては出来るだけ整えてあげたいとは思ってます。もちろん優先順位はありますが。(笑)

なので、ツクリンクに来たら何がありますよ、与えられますよというものに関しては、「自分次第でどうにでもなり得る環境・チャンス・経験がある」ということかなと思います。(経験というのは“自分で何かを成し遂げられる経験”という意味で)

ツクリンクの組織文化で大事にしていきたいものはなんでしょうか

何かこれじゃないとダメというものはなくて、皆にはそれぞれの領域で専門家、プロとして仕事をしてもらっているつもりです。その中で、満足せず、常に向上心をもって行動してもらいたい。そうすれば自然と改善意識や行動にも現れて、結果もついてくる。
結局のところ仕事って自分との戦いだよなと常々思うんですよ。

そういう意味でも、もちろん限度や、限界はありますが、会社の中での取り組みにおいて、何をやっても良いと思ってます。会社が良くなったり、みんなが働きやすくなるならどんどん色んな取り組みを企画したり挑戦してもらって良いです。失敗したって会社の中であればいくらでもリカバリーが効きます。

適正に評価するという点については、ツクリンクは年功序列とかは一切なくて、良い意味で完全に実力主義なのでいわゆる抜擢人事のようなことは普通にあります。同時にポジションが入れ替わるのも早いと思いますね。

私を含めて役員陣も自分よりも優秀な人や、会社にとってより適切な人が出てきたり、下から上がってくるのであれば、いつでもポジションを明け渡す覚悟を持ってやっているつもりです。役職に安住したり胡坐をかいて居座るつもりは一切ないです。だからこそ負けないように危機感を持って仕事をしてるし、皆にもそのつもりで自分の限界を決めずに真摯に取り組んで欲しい。そういう健全な危機感や適切な競争環境が自分自身も会社もより成長させていくと思っています。