CEO Interview②/『Create New Industries 世界に新たな産業を』世界で通用するスタートアップを目指して | 株式会社ケップル | 急成長企業を支援してきたマーケティング会社が厳選した急成長企業と出会える場所「LEAPLACE」 - LEAPLACE
LEAPLACE
アプリでより快適にご利用できます
アプリで開く
LEAPLACE

CEO Interview②/『Create New Industries 世界に新たな産業を』世界で通用するスタートアップを目指して

創業ストーリー
- ビジョン・ストーリー
見出し画像

ケップルの目指すVision『Create New Industries 世界に新たな産業を』

Q. ケップルのビジョンに込めた思いは?

ケップルでは『Create New Industries 世界に新たな産業を』というビジョンを掲げています。社会に存在する様々な課題を解決することに挑戦しているスタートアップを支援したいという思いがケップルの創業理由です。その支援の中から生まれたスタートアップが新たな事業を産み出し、彼らが大きくなっていく中で一つの産業と呼べるような経済が生まれていき、これからの社会を変えていってほしいという思いからこのビジョンにすることとしました。


Q. ベンチャーキャピタルの支援へ事業が広がったきっかけは?

スタートアップが成長するためには、マーケットに存在する顧客一人ひとりに対して大きな価値を与えられるようなプロダクト、サービスをいち早く創り出し、普及をさせていくことが求められます。一方でプロダクト、サービスを産み出し、普及をさせていくためには、エンジニアやデザイナー、セールス、カスタマーサクセス、マーケティングなど多くの人材が必要となってきます。優秀な人材を採用するために必要なことはビジョンとお金です。ビジョンは経営者自らで産み出すことが可能ですが、人材を採用して事業を継続し続けられるような大きな資金については、若い起業家たちは独力では産み出すことができません。そこを支援しているのがベンチャーキャピタルという存在です。可能性を秘めたスタートアップ、起業家を見出し、彼らの成長可能性に期待をして成長資金を提供する。スタートアップの成長に向けたエコシステム全体を見た時に、『世界に新たな産業を』というビジョンを大きく実現するためにはスタートアップ側の支援だけではなく、投資家であるベンチャーキャピタルの支援も必要だと考えました。創業当初、投資家側はサービスのターゲットとするには母数が少ないとよく言われましたが…(苦笑)、スタートアップの創業は増加し続けていることを踏まえると、そこに支援をする投資家も増えていくと確信していました。ベンチャーキャピタルへの支援を行い、日本からスタートアップが多く産まれ、育っていくエコシステムを産み出すことに注力をする中で、これからの日本を支えるような新たな産業づくりを手掛けていきたいと考えています。


Q.アフリカに着目されたきっかけは?

「国内のスタートアップ投資市場を対象としたビジネスを行うケップルがなぜアフリカで投資をするのか ?」とよく聞かれますが、『世界に新たな産業を 』というビジョンを踏まえると、グローバルでチャレンジしているスタートアップを支援するというのは必然でした。社会を変えるプロダクトを産み出すスタートアップは日本だけでなく、世界にも多く存在しています。中でもアフリカというマーケットに着目したのは、経済が発展する中で多くの起業家たちが新たな事業を生み出そうと奮闘しているにも関わらず、彼らを支援する存在が少ないことが大きな理由です。国内事業を通じてお会いした投資家の方々にもそんなビジョンを伝える中で、多くの方々から協力いただき、アフリカのスタートアップ投資に特化したベンチャーキャピタルであるケップルアフリカベンチャーズを立ち上げることができました。最初に掲げた『世界に新たな産業を』というビジョンなくして、アフリカの事業は立ち上がりませんでした。前回インタビューでも話した『非連続の成長』を遂げていくためには『世界に新たな産業を』というこのビジョンの存在が非常に重要になると感じています。


Q. 『非連続の成長』『世界に新たな産業を』という神先さんの思いはどこから生まれたのですか?

これまでの事業を通じて出会ってきた起業家との出会いが非常に大きく影響を与えていると感じています。世の中を変えるためにこれまでに無かったようなビジネスに果敢にチャレンジされている皆さんとの出会いに刺激を受け、自身の思いもブラッシュアップされていきました。これまでにお会いしてきた起業家の中でも、一番多くの影響を受けたのは実は祖父かもしれません。

祖父も経営者をやっていたのですが、亡くなる直前まで自分が経営する会社の未来を考えていました。そんな姿を見ていて、『起業家にとっては会社経営が人生のすべてだ』と感じました。私も「なぜ会社を経営しているんですか?」と聞かれるようなことがあれば、「経営を通じて自分のビジョン、思いを実現していくことが生きている目的のすべてだから」と答えます。スタートアップの経営においては、起業家のビジョンと事業の方向性がマッチしていることは重要、かつ不可欠なものだと考えています。意識せずとも心のどこかでビジョンを強く持っていて、それが日々の経営者としての行動、発言にも自然と現れてくるのが理想です。私自身で言えば『世界に新たな産業を』という考え方を常に強く持って、それをいかに実現していくかという観点から日々、会社や事業と向き合っています。


ケップルアフリカベンチャーズをともに手掛ける 山脇(左)品田(中)神先(右)▼

『世界に新たな産業を』というビジョンに向けた組織づくり


Q. 今後、どんな組織を作っていきたいですか?

既存の事業についてはシッカリと伸ばしつつ、イノベイティブに新たな事業も並行して起こし続けていけるような組織が理想だと考えています。これまで自分が管轄していた事業については成果を挙げてきたメンバーを事業責任者に登用し、事業経営についての権限を大きく任せるようにしました。そういったチャンスを活かして、事業を大きく成長させていけるような人材をケップル内に増やしていきます。同時に、これからの大きなビジネスチャンスを見据えた新たな事業を創る時には、自分が主導となり、組織を引っ張っていきたいと考えています。大きくはそう考えていますが、マーケットや事業特性によって誰がどう事業を回していくのがベストなのか、スタートアップらしくフレキシブルに判断していきたいですね。


Q. 組織を成長させていくため、大切にしていることは?

組織は個の集合体なので、ケップルに所属してくれているメンバー一人ひとりをいかにエンパワーメントできるかが重要だと考えています。それぞれが自身の担当ミッションにコミットし、やりがいを感じながら仕事できているかが組織の成長にとって重要です。そのためにも、できるだけ本人のやりたい仕事を任せられるようにアサインしたり、その仕事の意味や背景をしっかり伝えるようにしています。個人のモチベーションが上がることで仕事のパフォーマンスに繋がり、組織全体で提供できる価値も大きくなっていくと考えています。


Q. どんな人と一緒に働きたいですか?

仕事を大きな生きがいとし、夢や目標に向かってチャレンジし続けている人と一緒に仕事したいですね。ケップルという会社では社会を変えるという強い意志と大きな夢を持つ起業家たちの支援を行っているので、一緒に働く人たちにも同じような熱量でそれぞれのビジョンを持っていてほしいです。面接、面談の場では皆さんがどんなビジョンを持っているか、お伺いしたいです。私もケップルという組織を通じて、どんなビジョンや夢を持っているのか、お伝えさせていただきますね!