クリエイターと共創することの醍醐味
ーー合理的な「判断」ではなく、心に従って「決断」をしたのですね。Nateeにきて面白いと思うことはありますか?
Nateeは様々な業種・境遇の人が集まっていると思うのですが、それでも同じ方向を向いているのは単純にすごいと思います。
中途で転職される方は、それまでの経験からスタイルや価値観がある程度固まっていることが多いと思うのですが、そういったものに縛られずに、純粋に理念で束ねられているという印象があります。
あとは、「罪を憎んで人を憎まず」の文化があるのがとてもいいと思います。問題が起きても、人ではなく問題にだけ真摯に向き合うので、非常に働きやすいですね。
ーー気持ちの良いコミュニケーションが多いですよね。ミッションにピュアであるというか。仕事の部分で前職と違う部分はありますか?
決定的に違うのは、クリエイターさんという存在とアウトプットを共創することです。
我々がご一緒するクリエイターさんは、普段広告をメインで扱っているわけではなく、エンタメとしての動画をSNSにアップするのが仕事の主戦場です。
そういったクリエイターさんの作品のスタイルに合わせることで、企業の「広告」としても良いものが作れる、というのは新鮮で面白いですね。
クリエイターさんを活かしながら、そのクリエイティビティを企業のベネフィットに変換する。これは企業の中でトップダウンで広告を作ることとは全く違うスタイルなので、めちゃくちゃ面白いです。
あとは、クリエイターさんが「生身の人間」であることも面白さの1つです。
「商材」や「造形物」ではなく、「人間」であるために関わり方の余白が無限大にあって。また「人間」だからこその危険性も孕んでいるので、難しいところもあるのですが。
そうした不安定な感じというか、「どうなるかわからないけど、期待値も青天井」であるところが、とても面白いです。
また、Nateeはそれをしっかりデータと掛け合わせながらやっているので、すごいと思いますね。人間の良さを理解しながら、データと掛け合わせて、より良いものを作る。これは僕らにしかできないことかなと。
「人生は短いようで、長い。」
ーークリエイターさんと共に創ることの醍醐味が伝わりました。逆に大変だなと思うことはありますか?
良くも悪くも、全然仕組みが整っていないのは大変です。(笑)
自分たちで変えていけるという側面もありますが、そうするにはもちろん時間も労力もかかりますし、前に推進していくスピードも皆の気合がないと保てなくなってしまうので、そこが難しいなとは思いますね。
あとは、今急激に人数も売上も増えているので、会社のフェーズがコロコロ変わるじゃないですか。
今は50人だけど、これがあっという間に100人になって、500人になって、1,000人になって、そのタイミングで会社にどんな未来が待っているんだろう、ということに対しては、「楽しみ」と「不安」が両方あります。
ーーつむさんご自身はその変化に対してどのように向き合っていきたいですか?
僕は結構能天気なところがあるので、そんなに何も考えずに受け入れていくんだろうなと思います。(笑)
自分を凌駕する人が入ってくるのはシンプルに嬉しいですし。それぞれのタイミングに合わせて柔軟にやっていくつもりです。
ーーいい意味で、朴訥としていますね。(笑)Nateeでやりたいことなどはあるんですか?
実は僕自身もクリエイターになりたいという夢があるんですよね。ただ、性格的に表に出ていくクラスの一軍みたいな人間ではないんですよ。(笑)
そこの葛藤はあるのですが、Nateeにはクリエイターさんやいろんなバックグラウンドを持ったユニークで面白い社員がたくさんいるので、そういった人たちに刺激をもらいながら、自分もクリエイターになるための土台を作りたいなと思っています。
ーー根本にある、創作への欲求がビジョンにも現れていて、素敵だなと思いました。つむさんと似たキャリアを歩んでいて、キャリアに対して何かしら思うところがある後輩がいたとしたらどのようなメッセージを送りますか?
そうだなぁ。「人生は短いようで長い」と思うんですよね。意外と思ったよりも長いと思うので、そんなに焦らずに考えても良いのかなとは思っています。
ただ、いい出会いがあったら絶対に逃してほしくないと思います。
僕もNateeとの出会いに「これを逃したらもったいない」と思ったからこそ、ここにいることができていますし、直感的なものを信じるのもありなんじゃないかなと思います。
ーーつむさんらしいメッセージですね。最後に、未来の仲間に一言お願いします!
Nateeには言いたいことを言える環境があります。言いづらいことも言えるような仕組みを作る意志がある会社です。
もし、会社に対して閉塞感を感じていて、どうしようもないと感じている方、大きい挑戦を伸び伸びしたいと思っている方がいれば、ぜひ一緒に働きましょう。お待ちしています。
Photo by Ryota Tawa