今回お話をお伺いするのは、クリエイティブディレクターの吉川遥(よしかわ はるか)さんです。
2017年に新卒で株式会社ピースに入社し広告制作を担当。その後2018年に中途で合同会社DMM.comに入社し、マーケティング本部に配属。2021年11月よりNateeに参画し、入社3か月ながらも現在はクリエイティブディレクターとしてクオリティの高いコンテンツを生み出しています。
吉川さんが大手企業を離れNateeを選んだワケに迫ります。
【「表現」で人に伝える】
――吉川さん、本日はよろしくお願いします!まず初めに、吉川さんが広告やPRに興味を持ったのはどういった背景があったからなのでしょうか?
私は学生時代に演劇をやっていたり、インターン先でライターをやっていたりと「何かを表現する」ということに興味がありました。演劇は自分の身体を使って表現するもので、ライティングは自分の言葉を使って表現するものです。これらの活動は表現を通じて人に「伝える」ということが共通していて、自分の表現で人にメッセージや題材を伝えることに私は面白さを感じていました。
そのため、仕事でもそういうことが出来たらいいなと思っていて、ぼんやりと広告の仕事が頭に浮かびました。私の中での広告会社って、今は洋服の広告を作っているけど3か月後には車の広告を作っている、みたいに扱う商材が頻繁に変わるイメージがあったんです。様々な商品を、欲しいと思っている人に向けて表現で届ける仕事が面白いなと思って広告会社やPR会社をメインで就活を始めました。
ーー表現が好きなことから今の業界に飛び込む決意をしたんですね。新卒時はどのような会社に入社されたのでしょうか?
新卒で株式会社ピースに入社しました。Webサイトや動画、イベントまで広告制作と言われるものは何でも作っている会社で、クライアント様から依頼を受けてHPやWebサイトを制作する仕事をしていました。
そこではクライアント様の描きたいことや伝えたいメッセージを表現していくことがミッションでした。
こうした仕事を重ねていくうちに、もともと私の中に眠っていたもう1つの思いが呼び起こされていきました。事業づくりへの思いです。
私は学生時代からビジネスの仕組みに興味があり、どうやってお金や人を活用したら事業は伸びるのか、ということを考えるのが好きでした。ピースでは主にWebページを作る仕事をしていたのですが、段々とより戦略の部分から携わりたいという思いが強くなっていきました。この思いをきっかけに、入社2年目のタイミングで転職活動を行いDMMに入社しました。
ーーよりビジネスの根幹部分に触れたいという思いからの転職かと思いますが、DMMでは何を担当されていたのでしょうか?
DMMでは様々な事業に横断的に関わりながらマーケティング戦略を立てていくマーケティング本部に所属していました。自社が展開しているそれぞれの事業において、「どのように人を集めていくのか」というマーケティング活動を戦略立てながら実行する部門です。
DMMには3年間在籍していたのですが、当初目的としていた事業自体の成長にはなかなか携わることが出来ずにいました。やはり会社が大きくなると会社のコア部分に沢山触れていくことが難しいと感じましたし、私の性格的にも自分の手で何かを作っていきたい気持ちが大きかったので、組織が大きすぎなくてより裁量のある会社に転職したいと思うようになりました。
【Natee=リスペクト精神を絶やさないピュアな集団】
――その後Nateeに参画されたと思いますが、入社までの経緯を教えていただきたいです!
Wantedly経由でスカウトメッセージを頂いたのがNateeとの最初の出会いです。当時、私はプロフィール欄にちょっと変わったことというかメルヘンチックなことを書いていて、それにもかかわらずなんでこの人たちはこんな私にメッセージを送ってきたんだろう、と不思議に思って会うことにしたんです(笑)
HR担当の渡邊さんとランチをして転職時の悩みなどをお話したのですが、1時間の中ですごく頭がすっきりしたのを覚えています。そのとき、自分の頭の中を整理してくれる人が人事にいる会社って魅力的だなと思って選考に進みたいと思いました。
本格的に入社を決めた理由は大きく2つあります。
1つ目は、社員の嘘のない人柄でした。
私は選考の中で社員の半分くらいの人と面談させてもらったのですが、全員が素直というか嘘がない人たちで。必要以上に会社をよく見せることはせずに、ありのままの姿を素直にお話してくれたことで信頼につながりました。
2つ目は、事業を開拓して育てていく嗅覚が優れていたことです。
Natee代表の小島が4年前からTikTokに張り続けていて実際に爆発的に伸びているという実績を知って、ビジネスの判断力に長けている組織だなと感じました。例えば明日TikTok事業から撤退したとしても、次の事業で成功できる組織なんだろうなと思えたので、そのメンバーとして一緒にやっていきたいというのが入社の理由です。
ーー入社から4か月、いま吉川さんがNateeで感じているやりがいは何処にありますか?
クリエイティブディレクターとして、クライアント様とクリエイターさんとそれぞれにやり取りをさせてもらうのですが、どうすればベストな形での作品が仕上がるかを試行錯誤しながら進めていくことがすごく面白いです。自分の意見や考えがプロジェクトに組み込まれていって、TikTokという舞台でダイレクトに結果が見えることが楽しいですね。
ーーNateeの仕事を面白いと言ってもらえて嬉しいです!では、吉川さんはNateeという組織をどのようなチームだと捉えていますか?
純粋に目の前の物事を楽しめる人が集まった組織だと思います。
また、年齢やバックグラウンドで人を判断することなく、今目の前にいる人とまっすぐ向き合おうとする意味でも、すごく純粋な人が集まっていると思います。
メンバー全員が互いをリスペクトしているからこそ、個人プレイで能力を伸ばすのではなくてチームとして大きな目標を追いかけながら成長できています。個人としての能力よりも組織の中で主体的に動いて事業や会社をつくり上げていく意識が大切な環境だと思います。
ーーNateeはチームでこそ強みが発揮できる組織なんですね!そんなNateeで今後吉川さんが達成したいゴールは何ですか?
短期目標はいま目の前にあることに向き合って自分を高めていくことで、長期目標はTikTok以外の領域でも事業展開していくことです。
今はTikTokプロモーションがNateeのメイン事業ですが、この事業で個人やチームが培ったスキルは必ずほかの場面でも活きてくると考えています。その軸になるのはやはり、個人の可能性を最大化して「人類をタレントに!」していくNateeのミッションなのかなと。
新規事業は必ずしもエンタメ系である必要はないと思っているので、例えば教育だったりしても個人の可能性を広げていくことになりますし、Nateeというチームから本当にいろんな事業が展開していけると思っています。
そのためには1人1人のパワーがまだまだ足りないので、今は目の前のことに夢中になって、その先でいろんな未来が見えてくると思っています。