裁量が大きいからこそのチャレンジ、そしてより高い視座で目標を捉える力
Q.)UPSIDERにジョインしたことで、どのような成長ができましたか?
2つあるのかなと思っています。
1つめは、UPSIDERでリードロールを任されたことで、物事をより自分ごととして捉えられるようになったということです。
UPSIDERは1人のメンバーが与えられる裁量が圧倒的に大きいと思っています。また社内政治も皆無です。もちろんこれはメリットですが、当然そこには裁量の大きさに相応した責任がともないます。そんな環境でチームをリードしていくので、意思決定の回数は圧倒的に増えました。当たり前なのですが、意思決定の回数が多くなったからといって、すべての判断が正確にできるわけでもありません。むしろ、最良の判断ができずに失敗することも多々あったりします。
厄介なのは、選択の良し悪しがすぐにわからないときです。それを決めたことを忘れるくらいのタイミングで選択のミスが影響を及ぼすことも往々にしてありますし、そのトリガーがぼく自身でないこともあります。そんなとき、トリガーを引いた対象に目を向けてしまいがちですが、一度冷静になって原因を紐解いていくと、案外チームの舵取りで回避できたケースが多かったりします。
この気づきを得て、そのあとの自分の行動指針となったことは、裁量が大きいUPSIDERという環境で、リードロールにチャレンジできたことによる明確な成長だと思っています。
2つめはどちらかというと、これからできるようにならなければいけない部分なのですが、中長期的な目標をより具体的に考えるということです。
短期的なスコープでの目標達成に対して、論理的に取り組んでいく経験はいままでもたくさんしてきました。しかし、それが中長期的かつより広範囲なものなると、いままでよりもさらに高い視座を要求されます。これを達成していくためには、UPSIDERが目指すべきビジョンへ共感することだけでは足りず、それを一緒に創っていくという姿勢が大事なのだろうと思っています。
「UPSIDERはなにを達成したくて、そのためにはいつまでに、どのような状態になっていなければならいないのか」
まだまだプロジェクトのリードをぼくが担う場合も多く、どうしても短期的な目標にコミットしがちです。そんなときに一旦目線を上げて、より遠くの目標を捉えながらチームを引っ張っていく必要があるのだと強く感じています。
合言葉は「お客さまとテーブルの同じ側に座る」
Q. UPSIDERでエンジニアとして働く魅力ってどんなことですか?
ここまでたくさん魅力を語ってきましたが・・・(笑)、あえて一つ挙げると、エンジニアに対するリスペクトを強く感じるということです。
あるとき、ぼくが事務的な業務にアサインされたことがあったのですが、それを知ったボードメンバーが「芦川くんはそれやらなくていいよ、ぼくがやるから」と引き受けてくれたことがありました。彼は法人カード事業のオーナーであり、ぼくよりもよっぽど忙しいはずなのに、なぜその業務を引き受けてくれたのかが不思議でそのまま質問したところ、「エンジニアにはもっとクリエイティブな仕事をしてほしいから」と返ってきたんです。
些細なことですが、ぼくにとってはかなり衝撃的でした。会社のボードメンバーがそのマインドでいてくれるのか、と一気にファンになってしまいました(笑)。そういった考え方が組織に根付いているので、エンジニアとして心理的安全性の高さを感じながら取り組むことができています。
また、これはUPSIDERの全メンバーに共通して言えることですが、純粋にお客さまの事業が成長することを考えて、プロダクトを提供しているということも魅力の一つだと思います。
ぼくたちはそれを「お客さまとテーブルの同じ側に座る」と表現しています。
UPSIDERはサービスの導入費用はいただかず、決済の手数料をお客さまから頂戴しています。言い換えれば、これは、お客さまの事業が成長すればするほど、UPSIDERの成長につながるというビジネスモデルになっているのです。
もちろん、世の中のサービスはどれもお客さまの成長のために創られていると信じていますが、UPSIDERのビジネスモデルはその中でもとてもシンプルで、かつ説得力のあるプロダクトだと思っています。
「お客さまとテーブルの同じ側に座る」
この合言葉があることで、疑いなくプロダクトの価値提供に全力を注ぐことができるし、メンバーがUPSIDERで働くマインドにもいい影響を与えているのではないでしょうか。
チャレンジングな選択を、ぜひあなたのチャンスにしてください
Q.)最後にキャリアを検討している方、UPSIDERに興味を持っている方にメッセージをお願いします!
UPSIDERは組織として規模も小さいですし、どのポジションでも仲間集めをしています。また、まだまだ未熟でかつ整備がされていない部分も多く、カオスな環境であることは間違いありません。このフェーズにジョインすることは、とてもチャレンジングな選択であるということも認識しています。
だだ、同時にこれはチャンスでもあると思っています。UPSIDERは今後も世界を見据えて急速な成長をしていかなくてはならず、またそれが実現できるチームであると心から信じています。そんな環境で、大きな裁量を持って、自身の実力を120%発揮していくことは、それ自体が輝かしい実績の一つになると確信しています。
「大きな裁量で取り組みたい」
「新たな技術をどんどん取り入れたい」
「エンジニアの評価をエンジニアで決めたい」
「海外に挑戦したい」
こんなことを一つでも目指している方は、ぜひカジュアルにお話しさせてください。超えるべき高い壁へのチャレンジと、それを乗り越えた先の景色をぜひ一緒に共有しましょう!
-- 芦川さん、ご協力ありがとうございました!(著:Aya Kimura)